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12月 12, 2019

一生懸命走り続けた先に



正月の風物詩の駅伝に出場するため、競争が激化し狭き門になり、伝統校やかつて優勝経験のある大学にとってさえ、予選突破は至難の技。

初出場の悲願達成を目指して奮闘している麗澤大陸上競技部のものがたり。一生懸命走り続けた先に、実が熟す時は必ず来るだろう。



近年、大学駅伝界に新風を吹かせているのが麗澤大陸上競技部だ。
正月の風物詩の駅伝に出場するために多くの大学が強化を進めているなか、麗澤大もまた初出場を目指して奮闘している。

競争が激化し狭き門になり、伝統校やかつて優勝経験のある大学にとってさえ、予選突破は至難の技。そんななか、10月に東京・立川で開催される予選会で、
麗澤大は年を重ねるごとに順位を上げ、2018年は1分50秒届かず次点と、予選突破に手が届くところまで来た。



しかし、あと一歩が遠かった。



“今年こそ”の思いで挑んだ2019年10月、またしても次点に終わった。
出場ラインまではわずか26秒。10人の合計タイムで競うのがこの予選会だが、1人当たりに換算すれば、たった3秒にも満たなかった。
はたから見れば、2年連続次点という成果さえ、新興校の挑戦としては健闘に映る。だが、当人たちはやはり、悔しさに歯噛みするばかりだった。


「去年は、みんな悔しかったんですけど、でもやっぱり“ここまで来られた”っていうのが、チームにもあったと思いますし、私も“すごく力付いてきたな”“去年よりも良くなってきたな”という手応えがありました。でも、今年はそれだけでは消化しきれないというか、やっぱり出たかったなっていう思いがすごい強いので、悔しさのレベルが(去年とは)ちょっと違うかなと思っています」そう話すのはチームを率いて3年目になる山川達也監督だ。

 



麗澤大には高校時代から実績のある選手がいるわけではない。それに、選手数は4学年合わせても35人程度と他大学に比べてかなり少ない。
だが、少人数のメリットを最大限に生かして、山川監督はきめ細やかな指導をし、選手たちは徹底的に走り込んで力を付けてきた。

 

「うちは、選手の人数が1学年10人いるかいないかぐらいの小さなチーム。そのなかでも力の差はあるんですけど、“正月の駅伝に出る”という目標に向かっていく姿勢は、
全員が持ってほしいと常々言っています。そこは(他大学に)負けていないなと思っています。
高校の時はそんなに力のない子たちなんですけど、愚直に努力し続けて、力を付けていくということに、私自身はこだわりたい。」

 

2年連続次点という悔しさを味わったものの、チームは悲願達成に向けてすでに再び動き出している。選手と監督が生活している合宿所の玄関には、5000mや10000mなど各種目の麗澤大記録が手書きで掲示されているが、
予選会後に再始動した彼らによって、それらの記録は次々と塗り替えられている。彼らの努力が無駄ではなかったことを、彼らは自らの脚で証明してみせている。



 



「4年間、怪我したりとか、伸び悩んだりとかいろいろあるんですけど、とにかく彼らには一生懸命やり続けてほしい。それを最大限にサポートすることが、私の今の仕事かなと思っています。
正月の駅伝に出ることはもちろん大きな目標ですが、そういう部分もこれからもやり続けていきたいなと思います。」

 

麗澤大のチームカラーは、濃緑色の葉に真っ赤な果実を付ける植物、マンリョウ(万両)をイメージしたものだ。
一生懸命走り続けた先に、実が熟す時は必ず来るだろう。



 








麗澤大陸上競技部が次へのチャレンジに向けて着用しているシューズはこちら。

CARBON X(カーボン エックス)